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髪LABOの育毛理論 ~FAGAの原因と治療法~

FAGAとは

本サイトでは、成人女性によくみられる一般的な薄毛をFAGA(エフ エージーエー)と呼びます。

男性の薄毛の疾患として知られるAGA(男性型脱毛症)ですが、この頭文字にFemale(女性)の「F」がついて「女性型脱毛症」FAGA(Female Androgenetic Alopecia)と言います。

一般的にFAGAとは、「びまん性脱毛症」「更年期脱毛症」などと呼ばれる脱毛症の総称で、

男性ホルモンによって作られるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響で起こる脱毛症を指します。

「産後の脱毛症」「円形脱毛症」はFAGAとは呼びません。

FAGAの特徴的症状

FAGAは女性ホルモンの低下が引き起こす脱毛症を指します。

主に、男性ホルモンによって作られるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響で頭皮環境が悪化することにより、髪の毛の総量の減少毛母細胞の活動が弱まることによって、髪全体のボリュームが無くなって頭皮が透けて見えてしまう症状を指します。

出典:https://www.tokyobeauty.jp/faga06/

出典:https://www.tokyobeauty.jp/faga06/

現在では、薄毛に悩んでいる女性は1700万人(※リーブ21調べ)いると言われていますが、その半数以上がFAGA(びまん性脱毛症)だと言われています。

FAGAが発症する年齢

10~20代でFAGAにかかる例はまれで、女性ホルモンは30代から年に1~2%の割合で減っていくので、特に30代からFAGA患者は現れ始めます。

最も多いとされるのが、閉経をきっかけにFAGAが始まるケースです。

出典:http://ikumouzai-ladies.com/hairtrouble/estrogens.html 女性ホルモン減少 薄毛/女性ホルモン減少による薄毛対策

出典:http://ikumouzai-ladies.com/hairtrouble/estrogens.html 女性ホルモン減少 薄毛/女性ホルモン減少による薄毛対策

出典:https://aga-pro.jp/columns/38

出典:https://aga-pro.jp/columns/38

FAGAが発症する場所

FAGAの原因DHT(ジヒドロテストステロン)は頭頂部と前頭部(頭皮の鉢の部分)に特に濃厚に見られます。

男性のAGAの場合、生え際や頭頂部を中心として局地的にハゲていくのに対し、女性のFAGAは全体的に髪が薄くなっていく特徴があります。

また、女性のFAGAでは、男性のようにつるつるに全く毛が無くなってしまうことは少ないと言われています。

FAGAでは男性のAGAのように生え際が上がることは無いのですが、薄毛の広がる範囲には特徴と分類があります。

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ルードウィッグ型・・・FAGAに一番多い広がり方です。生え際は後退しにくく、全体的に薄くなり特に頭頂部から後頭部の辺りが薄くなっていきます。
クリスマスツリー型・・・髪の生え際から頭頂部の真ん中の辺りが、クリスマスツリーのような形に薄くなっていくタイプです。ルードウィッグ型よりさらに進行した状況です。
ハミルトン型・・・DHT(ジヒドロテストステロン)の影響が大きいとこの、男性のAGAに近しいハミルトン型に薄毛が広がっていきます。症状としては一番重度だと言われています。

FAGAの遺伝性

「男性のハゲは遺伝する」とよく言われますが、女性の薄毛も遺伝するのでしょうか?

答えはYESです。

AGAと同じく、FAGAの原因も、男性ホルモンと5α-リダクターゼ還元酵素の結合により作られるDHT(ジヒドロテストステロン)なので、

男性ホルモンの分泌量と5α-リダクターゼ還元酵素の感受性や、女性ホルモンバランス乱れの遺伝性が問題になります。

FAGAの原因と薄毛が進行するメカニズム

FAGAの間接的な原因は年齢的な女性ホルモンの減少となりますが、これがどのように作用して脱毛症を引き起こすのでしょうか?

もともと女性にも少量の男性ホルモンが分泌しています。
女性ホルモンは30代から年に1~2%の割合で減っていくのですが、特に閉経の時期(早い女性だと、40歳くらいで閉経する場合もありますが一般的には50歳前後)を境に一気に女性ホルモンの分泌量は低下します。

ただ女性ホルモンが少しずつ減少するだけでは薄毛にはならないのですが、
女性ホルモンの分泌量低下によって下の図のように、全体のホルモン量に対する男性ホルモンの比重の増加ことが大きな問題となるのです。

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1.DHT(ジヒドロテストステロン)が頭皮の皮脂腺を刺激して皮脂を過剰分泌させる

男性ホルモンの(テストステロン)は、5αリダクターゼ酵素という物質によりDHT(ジヒドロテストステロン)に変化します。

このDHT(ジヒドロテストステロン)が
本来皮膚を守る役割をもつ皮脂を分泌する皮脂腺を刺激して、
皮脂を過剰分泌させる性質を持っています。

この作用を起こす5αリダクターゼは1型と呼ばれます。

●1型5αリダクターゼの特徴
1型5αリダクターゼは毛穴の中を含めた皮脂腺に分布しています。

過剰に分泌された皮脂は、表皮で酸化して、毛穴に詰まります。
この毛穴に詰まった皮脂汚れを角栓と呼びます。

この角栓が、毛の生える入口をふさぎ、毛穴に詰まることで頭皮や毛根には雑菌がたまり、血行不良や、髪のハリコシの低下を引き起こします。

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この薄毛の要因は男性のAGAにおいても全く同じです。

2.DHT(ジヒドロテストステロン)は毛乳頭も攻撃する

DHT(ジヒドロテストステロン)を生成する「5αリダクターゼ酵素」は皮脂腺の付近だけでなく、髪の毛を作り出す核の細胞=毛乳頭にも存在します。

毛乳頭付近でできたDHTは、毛乳頭にある受容体にくっつき、髪の毛の成長を促す毛母細胞の細胞分裂機能を低下させ、毛乳頭を攻撃して異常脱毛をおこさせたりします。
こうして毛乳頭の<成長期>は阻害され、FAGA薄毛は進行していくことになります。

この毛乳頭付近にある5αリダクターゼは2型と呼ばれます。

●2型5αリダクターゼの特徴
2型5αリダクターゼは毛乳頭(髪の毛の細胞を創る部分)に分布しています。
出典 : http://aga-guidance.com/agatiryokisopm.html

出典 : http://aga-guidance.com/agatiryokisopm.html

この薄毛の要因も男性のAGAと全く同じです。

3.髪を成長させる機能を持つ女性ホルモンの低下も、FAGA進行の一端になります

女性ホルモンは、毛根細胞にある発毛促進シグナルを増やし、毛の成長サイクルである<成長期><退行期><休止期>のうち成長期の毛の成長を促進してくれる作用。があります。

男性に比べて、女性の方が髪が長く成長したり、早く成長したりするのはこのためです。

女性ホルモンの減少そのものも薄毛の原因になります。

4.FAGAが進行していく様子

 

  • 1型5αリダクターゼによる皮脂過剰分泌
  • 2型5αリダクターゼによる毛母細胞の細胞分裂阻害
  • 女性ホルモン低下による毛母細胞の活動力の低下

 

これらの影響が相成って、まだ成長過程の髪の毛が異常脱毛をおこしたり、頭皮環境の悪化(血行不良や頭皮の弾力性低下)により通常健康な毛穴からは3本の毛がまとまって生えますが、1つの毛根から1本の髪しか育てられなくなったりします。

DHTは毛乳頭という、髪の毛を生産する部分の細胞に働きかけてしまうため、細胞が弱りヘアサイクルがどんどん短くなっていきます。そして寿命の短い髪が増え、薄毛傾向に陥ってしまいます。
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髪の毛の総量が低下し、更に血行不良によって1本1本の髪のハリコシも低下することによって、地肌が透けて見える薄毛が広がっていくことになるのです。

FAGAの治療と予防対策とは?

FAGAの治療と予防をするためには、次の事が重要になります。

  • 薄毛を進行させているDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制すること
  • 女性ホルモンを増やしDHTと拮抗できるようにすること
  • DHTにより活動力が低下した毛母細胞の細胞分裂を助ける
  • 頭皮の血行を促進する(頭皮環境を整える)

以下に治療方法をご紹介します。

DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する

FAGAを防ぐためには要因であるDHTを抑制する必要があります。
AGA患者が使用するプロペシアは、女性には効果がなく服用できないと言われているため、他の成分を取り入れるのがいいでしょう。

パントスチンを使用する

パントスチンの有効成分は「アルファトラジオール」です。アルファトラジオールには、男性ホルモンのテストステロンがFAGAの原因であるDHTへ変換するのを抑える作用があります。
男性向けの「プロペシア」は、ホルモンに与える影響が強いため女性は使用できませんが、パントスチンは作用が穏やかなので、女性はもちろん、副作用が気になってプロペシアの使用を躊躇していた男性にも使える医薬品です。
プロペシアよりもDHTを抑える力が緩やかなため、パントスチンは軽度のFAGAに効果的です。
パントスチンは従来の薬剤よりも副作用が少ないのも特徴です。

キャピキシルを使用する

キャピキシル(Capixyl)とは、カナダの化粧品開発会社であるLUCAS MEYER COSMETICS社が開発した成分で、 ・アカツメクサ花エキスと・アセチルテトラペプチド-3 という成分をミックスした天然由来の育毛成分です。ルーカス社は医薬品を開発する権威と信頼ある研究機関で、そこで開発されたキャピキシルには悪玉ホルモンDHTを抑制する効果と毛母細胞の細胞分裂を促進して髪の毛の成長を助ける効果において、ミノキシジルの約3倍の育毛成果が出たと発表され、日本に限らず全世界の育毛業界を震撼させて以来、広く利用されるようになりました。
5α-リダクターゼ還元酵素の働きを抑制する効果がありますが、プロペシアのような致命的な副作用(女性に対しての危険性)は無いので女性でも安心して使えます。
日本では未だ医薬部外品の認可が下りていない(日本の医薬部外品認可は現在とても消極的で、ほとんどの新成分の新規認可が非常に通りにくいと言われています。)ため、日本の製品では、「まつ毛美容液」や「頭皮の美容液」と言った育毛を目的とする商品であっても、「美容液」の名で販売される商品にしか配合されません。

ノコギリヤシを使用する

ノコギリヤシとは、主に北アメリカを中心に生息する扇形の葉を持つ小さめのヤシ科の植物で、長く豊かな長髪をもつインディアンが好んで利用していたDHT抑制成分として多くの育毛剤や育毛サプリメントで配合されています。
日本のNETなどでは「男性用」のイメージの強いノコギリヤシですが、原産国である米国南西部で昔から男女の区別なく食されており、
5α-リダクターゼ還元酵素の働きを抑制する効果がありますが、プロペシアのような致命的な副作用(女性に対しての危険性)が無いため、
世界的に見てもFAGAに悩む女性に最も多く利用されている成分と言えます。

ヒオウギエキスを使用する

5αリダクターゼの生成を抑制する作用だけでなく、ヒオウギエキスはイソフラボン誘導体を持っているので、
女性ホルモンの不足分をカバーし、男性ホルモンを中和することでホルモンバランスを整え脱毛を防ぐ効果が期待できるとして、
主に女性用の育毛剤などにも多く配合されている成分です。
5α-リダクターゼ還元酵素の抑制作用としては、パントスチンやキャピキシルやノコギリヤシと比べるとかなり劣ります。

オウゴンエキスを使用する

「オウゴン(黄芩)」は、シソ科の多年草であるコガネバナ(黄金花)の根の周皮を取り除いて乾燥した生薬で、5αリダクターゼの生成を抑制する作用を持っています。
しかし、5α-リダクターゼ還元酵素の抑制作用としては、パントスチンやキャピキシルやノコギリヤシと比べるとかなり劣ります。

女性ホルモンを増やしDHTと拮抗できるようにする

髪の毛を作る女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの悪い部分の影響が強くなってしまうせいでFAGAは進行します。
そのため、女性ホルモンと似たような働きをする天然成分を摂取し、男性ホルモンとの拮抗をを保つのもFAGAの進行を食い止める方法も非常に有効です。

イソフラボンを使用して女性ホルモンを助ける

豆科の植物に多く含まれている植物性ポリフェノールのことで、特に大豆にイソフラボンが多く含まれています。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、DHTによるFAGAの進行を抑制します。

エチルエルトラジオールを使用する

別名のエストロゲンともいい、エチニルエストラジオールは人工的につくられた女性ホルモン剤の一種で、男性ホルモンを抑制する効果があります。
育毛剤は頭皮から浸透させるのが一般的で、飲み薬ではない点からも副作用が起こることは考えにくい成分です。

DHTにより活動力が低下した毛母細胞の細胞分裂を助ける

FAGAが進行した頭皮では、髪の毛を作る女性ホルモンが減少し、更には2型5αリダクターゼが毛母細胞の細胞分裂を阻害して、髪が元気に映えない環境を作り出しています。
そのため、毛母細胞の働きを活発にしたり、毛母細胞の成長の栄養素を補ってあげたりする方法も非常に有効です。

パントガール(内服薬)を使用する

パントガール(Pantogar)は、女性の薄毛(びまん性脱毛症・分娩後脱毛症)のための、髪の成長を助ける成分がたくさん含まれた内服薬(飲み薬)です。
発毛を促す「内服薬(飲み薬)」として、世界で初めて効果と安全性が認められた薄毛治療薬(医薬品)です。
女性の薄毛を改善するための特別な構造のアミノ酸やたんぱく質、ビタミンB群などが配合されており、毛髪の成長を刺激して薄毛を治療します。
そのため髪質も改善も期待できます。
"飲む育毛剤"として知られるパントガールはクリニックで処方してもらうのが一般的です。

ミノキシジル(内服薬)を使用する

血管を拡張して毛根へ十分な血液(栄養素)を届けるためのミノキシジルですが、
AGA治療で有名なミノキシジルは高い発毛効果が期待され体へ及ぼす影響も大きいので、女性は女性用を使うようにしましょう。
ミノキシジルは成分の名前なので、内服薬や外用薬に配合されているものを選びましょう。
使用には体毛が濃くなったり副作用の影響も懸念されます。

成長因子配合のスカルプローションを使用する

IGFやFGF、EGFと言った成長因子は、自然な毛母細胞の細胞分裂を助ける働きがあります。
これらの成長因子は通常の育毛剤には配合されていないので、化粧品区分のスカルプローションで摂取するのも、安全面でも効果面でもとても良いです。

皮下注射(育毛メソテラピー)

皮下注射(育毛メソテラピー)は、頭皮に直接発毛促す薬を注入する方法です。
こちらはクリニックで症状に合った薬剤を選んで注入されます。薬剤としてはミノキシジルやブフロメジル、シスチンなどを注射します。
費用が割高ですが効果は外用薬や内服薬よりも高いとされています。
約1回16000円~20000円と現実的でない価格でもあります。

頭皮の血行を促進する(頭皮環境を整える)

毛穴に詰まった角栓をきちんと除去して、頭皮環境を健康に整えるのがまず第一歩、FAGA改善の前提条件になります。
まずは頭皮を清潔に保ち、疲弊した頭皮を弾力の有る健康な状態に戻しましょう。

スカルプクレンジング専用のクリームやジェルを使う

角栓は浮き上がらせないと取れません。普通のシャンプーで取れないのはこのためです。
毛穴に詰まってAGAを進行させる角栓は、浮き上がらせて除去するスカルプパックやスカルプジェルをシャンプー前に併用するととても効果的に角栓が除去できます。

参考:http://k.futol.net/products/detail.php?product_id=4

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頭皮を洗うスカルプシャンプーを使う

FAGAの女性は男性同様、皮脂過剰分泌が見られる場合が多いので、男性用の育毛スカルプシャンプーを選んでも問題ありません。

アミノ酸系の洗浄成分で必要な皮脂は守りながらも汚れを落とせるものを選びましょう。
洗浄成分によっては、脱脂力が強く皮脂を取り過ぎてしまう場合がありますが、これは頭皮がSOSを感知して過剰に皮脂が分泌されやすくなり逆効果です。

角栓を揉みだすのをイメージしてシャンプーする

ゴシゴシとこするようにしてシャンプーしても角栓は全くと言っていいほど取れません。角栓を釣るためには指や手のひら全体を上手に使って頭皮から角栓を揉みだすようにして洗う必要があります。
ちょうど腕などの皮をつまむと、毛穴が開いて見えますよね?それと同じように、毛穴を開いてシャンプーの泡でしっかりと吸着除去する必要があるのです。

シャンプー時と育毛剤塗布時には必ずスカルプマッサージを!

頭皮マッサージでは頭皮の「前頭筋」「側頭筋」「後頭筋」をしっかりとマッサージしてあげることが重要です。効果的な頭皮のマッサージには次のような利点があります。

  • 角栓を浮き上がらせる
  • 頭皮の血行が促進される
  • 育毛剤がしっかりと頭皮の奥まで浸透する
  • 目の疲れが解消する
  • 頭脳がすっきりする
  • リフトアップ効果がある

育毛剤を塗布して最大限有効に働かせるためにも、頭皮の血流を促すためにも、
FAGAの治療を目指す方は、毎日必ずスカルプマッサージをする習慣を付けてください。

おまけ:分娩後(産後)脱毛症の原因と治療方法

分娩後(産後)脱毛症とは、文字通り産後に急に抜け毛が増える症状のことです。

分娩後(産後)脱毛症の原因

女性ホルモンの変化が主な原因です。妊娠中は女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)が増えます。

通常、髪の毛は一定のサイクルで生え変わっていますが、女性ホルモンが増えると髪の毛が抜けにくくなり、本来生え変わり時期を迎えている髪が抜け落ちずに更なる成長をすることになります。

出産を境に、大量に分泌されていたプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)といった女性ホルモンは一気に減少します。
そうすると、本来生え変わり時期を迎えていた髪が一斉に抜け落ることになります。

これが産後の薄毛を引き起こす原因です。

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FAGAは、本来髪を作る毛母細胞に有利に働く女性ホルモンが加齢とともに減少することにより、DHT(ジヒドロテストステロン)に拮抗できなくなり起こる脱毛症ですので、FAGAとは根本的に全く別物です。

分娩後(産後)脱毛症の発症時期は?

個人差がありますが、産後から約2ヵ月~6ヶ月くらいにかけて引きおこると言われています。

産後の急激な女性ホルモン減少が原因となって引きおこる脱毛症ですので、女性ホルモンの減少が治まれば、徐々に元に戻ります。

 

  • 女性ホルモンの減少スピード(減少期間)
  • 減少してから脱毛するまでの期間

 

個人差がありますが、分娩後(産後)脱毛症の発症時期は統計を取ると次のように言われます。

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分娩後(産後)脱毛症の回復にかかる期間

回復の定義として、新しい髪が発毛&成長して薄毛が分からなくなるくらいに伸びるまでに必要な期間と考えたときに、髪の毛は1ヶ月に約1センチ伸びますので、

女性ホルモンが減少して脱毛していく期間=約1~6か月間

脱毛症の発生から新しい髪の成長に切り替えられるまでの<休止期>の期間=約1~2か月間

新しい髪が薄毛を目立たなくなる長さ=約10センチ=約10か月間

合計すると、脱毛から回復したと実感するまでには、約1年~1年半くらいの期間が必要ということになります。

分娩後(産後)脱毛症の予防と治療方法

まず産後の脱毛を最小限に食い止めるための施策としては、女性ホルモンの低下を補う女性ホルモン様物質の摂取が考えられます。

大豆やプエラリアミリフィカ等を含む食品やサプリメントを摂取するのも一つの手段です。

次に、脱毛してしまった場合に新しい髪を早く育てる!という早期解決方法も考えられます。

これには毛母細胞の成長促進を促す、成長因子などの含まれる育毛の塗布が有効となります。

いずれにしても、妊娠を経て避けられないものという認識をもって、早期解決に努めてください。


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